金・ゴールド
Gold
金は常に高価値を保つため、切れたネックレスやインゴットなど、金製品であればどのような商品でも対応可能です。
さらに、その場で現金でお渡しできる点も大きな魅力です。
プラチナとは
また和名で「白金」と呼ばれておりますが、ホワイトゴールドとは全くの別物で、元素記号もプラチナはPt、ホワイトゴールドはAuと全く異なる成分で生成されている金属になります。銀白色の輝きを持つのが特徴で、金と比べても年間20~30分の一程度しか採掘されず、非常に希少価値の高い金属です。
採掘されたプラチナは、約3割が宝飾品に使用され、約3割が車の排気ガスの浄化に使用されております。
プラチナは科学的に安定した素材であり、耐熱、耐久に非常に優れており、また粘り強くしなやかな金属という特徴がありますが、純度100%のプラチナは柔らかいので、他の金属を配合して強度をや高度を高めて使用されることがほとんどになります。
結婚指輪や婚約指輪等で用いられることが多いプラチナですが、一般的には、純度95%の「PT950」や純度90%の「PT900」がよく使用されております。
PT950とPT900は見た目に大きな差もなく、また普段着用する中でどちらかが弱い、脆いと言ったことはありませんが、純度の違いから指輪の価格は大きく変動します。
金との違い
金とプラチナの大きな違いは、色や、重さや、価格の違いがあげられます。違いを見る為にも軽くではありますが、金についてお話ししていきたいと思います。
金は、自然に酸化して腐食されることはなく、濃塩酸と濃硝酸を混合した王水という液体で溶解することが出来、溶けたとしてもまた固まれば、再度金として生成することが出来ます。また、純金は非常に柔らかく、薄く延ばすこともできますが、細かい細工を必要とする宝飾品などには向いていないため、金をベースに他の金属を用いて使用されることがほとんどになります。
金の含有量が75%の物を18K、42%の物を10Kと呼び、勿論配合する金属の色によって色味が変わる為、ピンクゴールドやイエローゴールドと称されております。
では金の特徴を踏まえた上で、違いを見ていきましょう。
色の違いは見て分かる通り、プラチナは白銀色をしていおり、金は光沢のある黄色をしているのが特徴です。どちらも古くから多くの人を魅了してきた貴金属です。
重さの比較としては、金と比べると身に付けた重さとしてもプラチナの方が重たく感じることが多いと思います。
比重も、水を1としてみると、金は19.4に対し、プラチナは21.4です。アクセサリーでよく使用される銀で10.5なので、どちらもかなり比重の重い金属であることが分かると思います。
価格も大きく違いがありますが、というのも採掘量に大きな差があることが要因かと思われます。
これまでプラチナの採掘量が約5,000t、年間産出量は200tなのに対して、金が精錬されてきた量は約186,000t、年間産出量は約3,000tなので、プラチナは金の1/40程の量しか地上に存在していないということになります。金は地下に後約70,000t眠っていると言われておりますが、プラチナは地球にある総量で16,000t程しかないそうです。
現在プラチナは、南アフリカ共和国、ロシア、ジンバブエ、北米と、この4か所で採掘されております。
プラチナは原鉱石1tに対して3g程度しか採れず、原鉱石からプラチナ地金になるまでの作業が長く、加工が難しいことから、より高価になります。
ここまでの話だと勿論プラチナの方が高いこともうなずけるかと思いますが、実は一時は金の価格がプラチナの価格より、上回ったことがありました。
というのも使用用途の違いがあげられるかと思います。金は資産や宝飾品に、プラチナは工業用に使用されることが一般的で、この違いが価格逆転の原因です。投資や着飾ることが目的の金はなかなか価値が下がりずらく、世界経済が安定していない時には上がりやすくなる傾向に有ると言われております。
対してプラチナは、工業や産業に使用される為、景気の低迷等により商品開発の鈍化や買い控え等が起きた際に大きく影響を受けてしまいます。世界経済の低迷に伴って、明確に価値が下がるプラチナに対して、金は投資目的からそこまで大きく価値を落とすことはなかったのです。
それぞれの使用用途が価値価格の違いに繋がったと考えられております。
プラチナの種類
先程冒頭にて「Pt900」や「Pt950」と言った単語が出てきたと思います。こちらの数字は純度を表すものでありますが、純度が高いから高品質かと言われれば、そういうわけでもありません。プラチナにには他にもいくつかの種類があり、その種類とそれぞれの違いを紹介していきたいと思います。
まずは「Pt999」からご紹介しましょう。
純度99.99%の一番純度の高いプラチナになります。少し前まではPt1000と表記されておりましたが、2012年に造幣局の指示により「Pt999」に変更されました。貴金属として非常に柔らかい為傷が付きやすい為、アクセサリーには向かないのが特徴です。
その次に純度が高いのが「Pt950」になります。
純度が95%のプラチナになります。残りの5%は他の金属が含まれており、パラジウムやテニウム、イリジウム等が使用されております。これらの金属を混ぜて使用することで硬度、強度を高くし、アクセサリーに使用するするプラチナに仕上げるようです。
先程も登場した「Pt900」の紹介をしましょう。こちらは純度90%のプラチナになります。残りの10%は95%の物と同じく、他の金属を混ぜてアクセサリーとして使用できるようにします。パラジウム入りの「Pt900」だと、パラジウムの価格の急騰により「Pt950」よりも価格が高くなることもあります。
硬度や強度の観点から、国内のプラチナ装飾品では、この種類のプラチナが使用されることが多いようです。
更に純度は下がりますが「Pt850」は、純度85%のプラチナになります。このパーセンテージのものもよくアクセサリーに使用されております。これより純度の低いものは、ISO国際標準化機構や社団法人日本ジュエリー協会にアクセサリーとして認められておりません。
「Pt750」は純度75%のプラチナになります。こちらは比率として18金と同じと言われております。「Pt650」は純度65%のプラチナのことを指しております。これ以下の純度のプラチナは指輪や、ネックレスの立爪部分などに使われておりますが、ほとんど使用例がありません。
実は私たちの生活の中で使用されているプラチナはこの「Pt650」以上のプラチナが殆どだそうです。
プラチナの価格
過去20年のデータを元にお話ししていきたいと思います。
20年前の2,002年には2,500円台をキープしておりました。そして2,004年には3,000円台、2,005年には4,000円台、2006年には5,000円台と、徐々に価値を上げておりました。そして2,008年3月には7,900円台というところまで来ましたが、2,008年11月には急落し2,002年と同様2,500円台まで下がってしまいました。
これには理由があり、プラチナは自動車産業に使われることが多く、車の売れ行きが良くないと価値が下がってしまうことがあります。2,008年9月はリーマンショック時であり、世界的不況となり自動車の売れ行きは悪化してしまいました。プラチナの価値も影響を受け急落してしまいました。
その後は徐々に価値を取り戻し、2,010年頃から2,015年頃までは3,000円台から5,000円台を上下しながら移行しておりました。その後2016年頃から徐々に右肩下がりになり、2,020年にはここ20年の歴史の中で2番目に低い2,524円まで下落してしまいました。こちらは恐らく現在も流行中ではありますが、コロナウイルスの影響によるものかと考えられます。
そこから一時は5,000円台目前まで行き、このまま回復となるかと思いましたが、残念ながらそうも上手くいかず、3,000円台から4,000円台を彷徨っておりました。
ですが現在まで彷徨ってはいるものの、ゆっくりではありますが徐々に右肩上がりですので、もしかしたらまだまだ価値が上がるかもしれません。
金・プラチナのお買取り実績
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