カルティエ トリニティ

こんにちは。駒澤大学駅前の買取専門店『ゴールドパーチェス』です。
本日は、2,024年に誕生から100周年を迎えたカルティエ の「トリニティ」についてご紹介したいと思います。

数多くのジュエリーを生み出して来た世界的ジュエリーメーカー「カルティエ」

その中でも、絡み合う3つのリングが象徴的なデザインの「トリニティ」が昨年、記念すべき100周年を迎えました。多様な愛と絆を表現して来た「トリニティ」の歴史を紐解いていきましょう。

トリニティは1,924年にカルティエ 創始者の孫ルイ・カルティエ によって誕生しました。
当時はプレシャスストーン(ダイヤ、ルビー、サファイア等の天然石を意味する)が流行の中心でした。
そんな中発売されたトリニティはプラチナ、ピンクゴールド、イエローゴールドの3本が重なり合うリングを制作。同年にはブレスレットもデザインされました。

トリニティはプラチナ、ピンクゴールド、イエローゴールドの3本が重なり合うリング
  • ピンクゴールド=愛
  • ホワイトゴールド、プラチナ=友情
  • イエローゴールド=忠誠

愛情、忠誠、友情を意味する3個のリングが絡み合うデザインは年齢や性別に囚われないアイコンジュエリーとなりました。

英語で《三重》《三位一体》の意味を持つトリニティ

カルティエは[3]という数字にこだわっていました。
トリニティの3本のリングと3色のゴールドはカルティエ3兄弟の、ルイ、ピエール、ジャックと、パリ、ロンドン、ニューヨークのカルティエブティックの象徴でもあります。

カルティエ3兄弟 ルイ、ピエール、ジャック

翌年にアメリカ版ヴォーグにリングやブレスレットが掲載されると、その人気は確かなものとなりました。

1,930年代に入ると沢山の有名人や芸能人の映画の撮影やプライベートでも注目を集めていきます。
詩人ジャン・コクトーは、左手の小指にトリニティのリングを2個重ね付けしていました。愛するジャン・マレーとの愛の象徴として付けていたそうです。
ジャン・コクトーが愛した象徴的なリングはその後も沢山の人の心を惹き付けました。

ゲイリー・クーパーもトリニティのリングを愛用

アメリカ人の俳優ゲイリー・クーパーもトリニティのリングを愛用していた写真が残っていました。

その後50年代以降、アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、グレース・ケリー等のセレブリティや時代の中心的人物に愛され人気を博しました。
ブレスレットの環は最大で7本も重ねられました。

1,973年、カルティエにまた新しい風が吹きました。カルティエはマストドゥカルティエを展開

意味は”持たなければならない"

今までよりも高価な商品や、皆が手に取りやすい価格帯の商品まで幅広く商品を増やしました。
ジュエリーの他にもライターやペン、時計などの装飾品の展開を増やし、それらにもトリニティリングのデザインを施しました。

当時、欧米や我が国日本でも中間所得者層が急増していました。
高価だったカルティエ、そこで貴族やお金持ち以外の方にも手に取れる商品”マストライン”を展開したカルティエは時代をきちんとを読み取っていたのだと思います。
その代表作はマストタンクと名前のつく時計です。長くなるのでその話はまた次回に…

1,990年には当時の流行の幅の広いボリューム感のある3連リングを発売しています。

1,997年に全てのスリーゴールドの3連のリングが《トリニティ》と呼ばれるようになります

その後も時代の流れに沿うように、パヴェダイヤが散りばめられた物や、ブラックのセラミックと組み合わせたもの等、多数を世に出しました。

2,022年にカルティエとsacaiのデザイナー兼ファウンダー(創業者)である阿部千登勢が出会い、躍動感のある新しいイヤリングやブレスレット等、6種類の限定コレクションが展開されました。

2,024年に100周年のアニバーサリーイヤーを迎えたトリニティシリーズは全く新しい四角型の3連リングの新しいトリニティのシリーズを発売

四角形ですが3連リングが不思議とキレイに絡み合っています。
特に指輪を指に通した時に感じるのですが、3つのリングがそれぞれ動いて絡み合いながら指先から関節を通ってゆく様をトリニティリングに込められた思いを感じながら眺めるとまた格別です。

古いようで新しいトリニティシリーズ

シンプルで繊細なデザインはジェンダーレスに沢山の人に愛されてきたトリニティ、多様性の今の時代の価値観のシンボルにピッタリなのでは、と改めて思いました。

さて、本日は世界的ジュエリーメーカーCartierの「トリニティ」についてまとめてみました。

中古市場でも大変人気の高いアイテムですので、不要なトリニティのリング、ネックレス、ブレスレット等をお持ちの方は買取に出してみてはいかがでしょうか。

今後の生活で出番がなさそう、価値が分からない、処分に困っているけど、お店に入りづらいなどございましたら、ぜひ一度「ゴールドパーチェス」へご相談ください。
いつでも、相談料・査定料は無料です。みなさまからのお問い合わせをおまちしております。

ゴールド
パーチェスの
つの強み

3 Strength Points

遺品整理や、古い蔵の整理や取壊しの時など、どうしたらいいかわからない…
お客様にとっては価値が無いと思ってしまうような物でも、意外と価値があるものです。

強み1 納得の買取価格

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ゴールドパーチェスに在籍している鑑定士は全て豊富な知識と経験を持っています。その知識と経験をもとにお客様にわかりやすく丁寧な説明をさせていただくことが出来ています。

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