金・プラチナ
こんにちは。駒澤大学駅前の買取専門店『ゴールドパーチェス』です。
本日は最近よく耳にする、身近にある金やプラチナについてご紹介したいと思います。
最近では金相場の上昇でよくニュースなどでも目にすることも多いと思います。
本日は金、そしてプラチナの関係性などについてご紹介させていただきます。

金やプラチナはどうやって生まれるのか?
そもそも金やプラチナはどうやって生まれるのか?
私も気になって調べたことがあります。しかし現状正確な誕生の理由はわかっていません。
少し飛躍した話しにはなってしまいますが、もっとも有力なのは[宇宙誕生と共に生まれた]という説です。

金は星の爆発(巨大な恒星が寿命を迎えた時に起こる超爆発)によって発生したと考えられている説です。
そしてもう一つの説は金鉱床(火山の中のマグマが周辺の地層に含まれる水を熱しマグマから分離した成分が金になる)があるという説の2つがあります。
まだどれが正確な誕生理由とわかっていないミステリアスさも人々が金に魅せられる理由のひとつかも知れません。
プラチナも同様に20億年前に巨大な隕石が地球に衝突して地殻を破ったという説が有力でどちらも地球にもともと存在していない金属とされています。
すごく興味を惹かれる話ですね。

その金やプラチナの産出国ランキングを見て行きましょう。

金の産出国ランキング
第一位は【中国】です。
二位【オーストラリア】
三位【ロシア】となっています。
プラチナの産出国ランキング
第一位は【南アフリカ】
二位【ロシア】
三位【ジンバブエ】となっています。
普段の生活ではどこで取られているのかあまり知る機会も無いので意外に思われる方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに金とプラチナの産出量の差は2023年の時点で、金の総採掘量[190,040トン]に比べてプラチナの総採掘量は[7,000トン]と圧倒的にプラチナの産出が少ないことがわかります。金の生産量はプラチナの約19倍とされています。
それもあり昔はプラチナの方が希少価値が高く相場も高かったのです。
今でもクレジットカードなどではプラチナの方がランクが上なのもその名残りですね。
次に金やプラチナの用途などを紹介していきます。
金やプラチナの用途
今の時代では身近にあるアクセサリー。
これらもなぜ金が使われるのか、なぜプラチナが使われるのか。
それにはいくつかの理由があります。
まず一つ目は『耐久性』です。
金やプラチナは酸化しにくく錆びや腐食など性質が変わってしまうことが少ないという特徴があります。

化学変化が起こりづらいことで金属アレルギーを持つ方もアレルギー反応が出にくかったり、付けたまま温泉などに入っても錆びたり色が変わったりしづらく、買ってから数十年経った物でも変色していなかったりとアクセサリーとしての魅力を備えています。
今でも加工された金やプラチナは見る角度で光輝き人々を魅了し続け、喜平ネックレスなどは無類の人気を誇っています。
また宝石を散りばめたり宝石を嵌めたリングなどもよく見かけると思います。
身に付けるアクセサリーとは違い資産価値として[インゴット]と呼ばれる純度・品位の高い金やプラチナを持たれる方も多くいらっしゃいます。
そして金は生体適合性が高いことから医療器具や身近なところでは金歯などにも使われています。
プラチナもアクセサリーとは別で医療器具や自動車などの産業部品として使われることも多いという意外な面もあります。

金やプラチナの質量とは?
金やプラチナのネックレスを手に取ると、みなさま同じように口にされる言葉があります。
それは「ズシっと重さを感じる」です。
それは感覚的な事ではなく実際に質量・密度が他の金属とは違うからです。
金の比重は19.32g/㎤とされています。
わかりやすく説明すると水の19.3倍の密度(重さ)と言うとわかりやすいと思います。
プラチナはそれを超える21.45g/㎤とされています。
金やプラチナのネックレスを持つと同じサイズ感の他の金属ネックレスに比べると重さの違いを感じられると思います。
もしご自宅に金やプラチナのネックレスがあれば、ぜひそれを思い浮かべながら持ってみてください。

金やプラチナに純度がある?
純金や18金という言葉をよく耳にされることがあると思います。
それは金の品位(純度)を表す言葉です。
もちろんプラチナにも同じく品位があります。

なぜ純度が違うものがあるのかと言いますと『加工した後壊れないようにする』ためです。
全部のアクセサリーを純金、純プラチナで作ってしまうと性質上すぐ曲がったり、切れてしまったりと弊害が出てしまいます。
そのため100%あるうちの25%違う金属を混ぜて硬くし石を嵌めたり凝ったデザインのネックレスにしたりしようと作られたのが18金(K18)です。

同じように割合を変えて他国では22金(K22)のアクセサリーや金歯(18〜10金)など用途によって必要な硬さにすることが目的で作られます。
プラチナも同様に純プラチナ(PT1000)から950.900.850と用途によって割合が違います。
皆さんがよくテレビなどで目にする金相場というのは大体が純金(K24)の値段です。
その他にも金無垢の時計など様々な形で私たちの生活の一部となっています。
金とプラチナのバランス

昔は金よりもプラチナの方が高級品とされていました。
それが今では金の相場がプラチナの相場の3倍ほどにも膨れ上がっています。
今でもプラチナの方が採掘される量は少なく希少価値が高いはずなのに…
そこには需要量の変化が影響していると言われています。
金の需要量のうち宝飾品の素材に7割以上が使われ、医療・工業用部品として残りが使われています。
プラチナは宝飾品の素材が3割、残りが医療・工業用部品として使われていて2008年のリーマンショックの頃には自動車の売れ行きが相場に大きく影響を与えています。
工業用部品として使われるプラチナの4割程がディーゼル車の排気ガスをキレイにする触媒に使われていることもあり電気自動車に移り変わりつつあることも大きく影響を与えています。
ですが今でも高級品である事は変わりありません。
身近な金やプラチナという金属について少しでも参考になればと思います。
もしご自宅に使っていないアクセサリーなどがあれば一度査定されてみてはいかがでしょうか。
頂き物なので貴金属なのか知りたい、ご家族の大事な物だったからしっかり見てもらいたいなどございましたらぜひ一度『ゴールドパーチェス』へご相談ください。いつでも、相談料・査定料は無料です。
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